ツイッターに表示されてるURLをクリックしてブログやサイトへアクセスするときに「あなたが訪問するサイトは、安全ではない可能性があります。」と表示された場合の対処方法の備忘録です。
ツイッター上にあるURLをクリックして、自分が携わったオンラインストアのサイトへアクセスしようとした際に、上の画像のように「あなたが訪問するサイトは、安全ではない可能性があります。」と表示されました。
「え~!逆に安全ではないサイトにする知識も技術もないんだけど…」と思いつつも、とにかくアクセスができない状態になってしまいました。
この場合、飛ぼうとしているサイトがSpamhausに登録されてしまった可能性もあるので、確認してみました。
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Spamhausとは?
そもそもSpamhausとは、どのような組織なのでしょうか?
Spamhaus は非営利の団体で、グループ全体で150名程度で、この10倍くらいのボランティアが情報を提供して活動している。日々スパムメール送信元、メール本文の怪しい URL、怪しげなドメインをリサーチ、刻々ブロックリストを作成し続け、そのブロックリストを配布している組織です。実際にSpamhausのリストは様々な企業やウェブサービスで利用されていますが、スパムとは無関係のドメイン/IPアドレスが登録されてしまうなど、誤登録の多さが問題であるとも言われています。
誤登録の確認と解除方法
では、もしSpamhausに登録されてしまった場合の確認と解除の方法についてです。
spamhaus.orgのトップページにアクセスして「Blocklist Removal Center」を開きます。
確認・解除したいドメインを入力して「Lookup」をクリックします。
もし登録されていた場合は、ドメインのリンクをクリックします。
次に表示される画面から、「DBL Removal form」をクリックしてDBLからドメインの解除をしてもらうための申込画面へ移動します。
移動したページにある解除入力フォームに「メールアドレス」と「表示されている番号」を入力し、「Remove」をクリックします。※無料のメールアドレスはNG。
以上の手順で登録解除の手続きは終了です。
ブロックリストからドメインが削除され、1~2分待ったらツイッターのURLリンクからアクセスができるようになりました。
Twitterのヘルプセンター
実は、上記の作業をする前にしていたことがあります。結果的にはやらなくてもよかったことですが、一応メモしておきます。
twitterのヘルプセンターにある「自分のサイトがマルウェア、またはスパムと判定された」に従い、対象のサイトが問題なく安全か、またはハックされたり乗っ取られたりしていないかを確認しました。
そのページ内にGoogleのサイト診断が受けられるリンクhttp://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=http://example.comがあるので診断を受けました。
問題がないので、twitterのヘルプセンターに、ウェブサイトに問題ないことを申請しました。(詳細は下の画像)
- 「twitterがスパムと判断したため、リンクをツイートできません。」にチェック
- アクセスできないリンクURL
- 氏名
- ツイッターID
- メールアドレスを入力
- 「送信する」をクリックします。
※電話番号は入力しなくて構わないとのことです。
その後すぐ、自動返信でtwitterヘルプセンターからのメールが届きました。
その後twitterヘルプセンターからの連絡もなく、一ヶ月くらいするとの情報もあり、待っていていたのですが連絡がないので、もう一度申請の手順をふんでtwitterのヘルプセンターに報告しました。その後も一ヶ月ほど連絡がないので、あきらめてSpamhausの登録を解除しました。
調べたところによると、twitterのヘルプセンターからの自動返信メール宛に
- 返信がないこと
- 状況が変わらず警告がでていること
をメールすると一週間ほどで対処し、解除作業完了のメールが届いた方もいるそうです。
ひとこと
自分の場合でいうと、Twitterのヘルプセンターに問い合わせる前にSpamhausのサイトで確認をとった方が、無駄な労力を使わずに済みました。
いろいろなケースがあると思いますが、もし自分のサイトがtwitter経由で飛べなくなってしまった場合は、まずはSpamhausのサイトで確認してみるのもいいかもしれません。
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