Welcart Basic の子テーマの作り方

welcart basic 子テーマの作り方

レスポンシブデザイン対応で、とても柔軟性のあるWelcart Basic。そんなWelcart Basic の子テーマを作成したときの備忘録です。今までやっていたWordPressの子テーマ作成方法にとらわれていたらつまづいてしまったので、時間をかけず簡単に、更にスムーズにできるようにメモしました。

【 環境 】

WordPress Ver 4.5.2
Welcart Ver 1.8.4
テーマ Welcart Basic 1.2.0

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子テーマにコピーするファイルとフォルダ

WordPressを扱う際には、子テーマを作ってカスタマイズを進めます。
そうすることで、WordPressのバージョンを更新した際の上書きによるリセットで、泣く泣く作業をやりなおすことを防ぎます。

Welcart Basicも同様にFTPソフトを使って子テーマを作るのですが、Welcart独自のおさえておく点があったのでメモしておきます。

Welcart Basicの場合、親テーマフォルダからコピペする最小限の必須ファイルとフォルダが…
style.css
usces_cart.css (ページレイアウト)
imagesフォルダ (アイコンや矢印など)
となっていて、以上があれば子テーマは成立します。
Welcart Basicと同じディレクトリに任意の名前で子テーマフォルダを作り、上記ファイルをそのフォルダにコピーします。

以下、個人的にカスタマイズするにつれて追加したファイルは…
functions.php

そして、様子をみて子テーマにコピペするであろうファイルは
・front-page.php
・category.php

や、テンプレートファイルの…
・page-templatesフォルダ関連ファイル
(…などカスタマイズ具合によってキリがないです)。

子テーマの紐付け

ここからは従来のWordPress子テーマ作成どおり、子テーマのstyle.cssを開いて、冒頭の
/* と */ で囲まれた部分と下記の記述を差し替えます。

/*
Theme Name: ●●●●● ←テーマ名(任意)
Template: welcart_basic
*/
※↑最小限必要な記述になります。

保存したら、WordPressの管理画面から「外観」 → 「テーマ」
先ほど入力したテーマ名(子テーマ)を選択して有効化します。

※子テーマ作成の詳細については
WordPressの基本! 子テーマの作成方法 | WP カスタマイズ をご参考ください。

もしかしたらTemplate: の「welcart_basic」を別の名前に変更するケースがあると思います。
もし確認しようと表示を更新してエラー(Fatal error) になる場合は、
一度他のテーマ(を有効化)にした後、あらためてその名前を変えたテンプレートを有効化するとうまくこともあります。

ひとこと

以上で(現時点のバージョンでは)「シュッ」とWelcart Basicの子テーマが作れると思います。
ちなみにcssの読み込み順のコントロールはしていません。
後からの上書き読み込みですが、必要になったときに検証してみたいと思います。

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