Google Analyticsの「ユーザーの分布レポート」の項目を有効化しました。トラッキングコードを置き換えるだけの簡単な方法です。「訪問者の年齢や性別など、どのような人に閲覧してもらえているか」がわかるユーザーの分布レポートで、詳細なアクセス解析ができるようになります。その為の手順や流れをメモしました。
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目次
Google Analyticsのユーザーの分布レポートを有効化しよう!
ユーザーの分布レポートは、デフォルトの状態では項目はあるのに機能はしていないので、トラッキングコードを変更して有効化する必要があります。
1. Google Analyticsにログインします。
1. [ユーザー] – [ユーザーの分布] – [サマリー]をクリック。
2.「ユーザー属性とインタレストカテゴリに関するレポート」の詳細が表示されるので、[有効化]をクリックします。
1.文の中の[こちら]をクリックすると、トラッキングコードの変更マニュアルが別ウインドウで表示されます。マニュアル内容に沿ってトラッキングコードを変更していきます。
ユニバーサルアナリティクスを利用している場合
headタグ内に埋め込んでいるGoogle Analyticsのコードを変更していきます。
WordPressの場合、header.php に埋め込んでいるGoogle Analyticsのコードを変更していきます。
Google Analyticsのコードは、2種類あるので
ユニバーサルアナリティクスを使っている場合は…
上記のように既存のトラッキングコードのga(‘create’~とga(‘send’~の間に
1.新しい行「ga(‘require’, ‘displayfeatures’);」を追加します。
標準のトラッキングコードを利用している場合
1.この部分のコードを
2.のコード「 ga.src = (‘https:’ == document.location.protocol ? ‘https://’ : ‘http://’) + ‘stats.g.doubleclick.net/dc.js’;」に置き換えます。
以上、トラッキングコードを変更したところで、
1.「確認をスキップ」をクリックします。
もしコードを変更して24時間以上経っている場合は、上の青いボタン「トラッキングコードを確認」をクリック。
完了ページが表示されたら設定の作業は完了です。
1日程を目安に、レポートに反映・表示されるまでしばらく待ちましょう。
ちなみに自分のときは、1日経っても反映されない状態が何日か続きました。
しばらくして表示されるようになったのは、アクセス数が増えてきた頃からでした。
Googleがユーザーの属性を識別する方法
このユーザー分布、アクセス履歴や Cookieの情報を元にGoogleが分類しているものになるそうです。
ユーザーが Google ディスプレイ ネットワークと提携しているウェブサイトにアクセスすると、Google は Cookie によってそのユーザーのブラウザ内に番号を保存し、訪問があったことを記憶します。この番号は、特定のパソコン上のウェブブラウザを識別するものです(ユーザー個人は識別されません)。これによって、ユーザーのブラウザが、アクセス履歴を基に推定される属性カテゴリ(性別や年齢層など)に関連付けられます。
このほか、ソーシャル ネットワーク サイトなどから、ユーザーがサイトで入力した属性情報を収集できる場合もあります。また、Google プロフィール由来の属性情報も利用できます。
(AdWordsヘルプより抜粋)
「ユーザー個人の識別ができた上での情報ではない」ということを前提に、大まかな傾向ぐらいにとらえるといいようです。
ひとこと
Google Analyticsの「ユーザー分布」は、「年齢」「性別」、更に別の項目になりましたが「インタレストカテゴリ」では、「ユーザーの興味」などのとても参考になるデータが取得できるようになります。
トラッキングコードの修正が必要でひと手間はありますが、サイトを運営していく上で「ユーザー分布」の項目は必須な要素だと思うので、コードを変更していない場合は是非参考にしてみてください。
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