はじめに
2007年ドイツ発祥の音声ファイル共有サービス「SoundCloud」サウンドクラウド。自分の音源をアップロードできて、人と音源の共有も可能な点が最大の魅力。今の時点でプロのミュージシャンも含めて約40万人の登録ユーザーがいるそうです。
ユーザー登録後、トータル120分以内のファイルであれば無料で(有料版もあり)使用できるので、喜んで活用させてもらています。もちろん、登録していなくても世界中の人の楽曲が聴き放題の素晴らしいサービスです。
そんなSoundCloudも進化を続け、手順も設定方法も簡略化されて少なくなってるようで助かる反面、戸惑うこともしばしば。音声ファイルをアップロードする際、スムーズに進められるように備忘録としてのページですが、もしお役に立つようでしたらご参考まで。
目次
Soundcloudにサインイン(ログイン)しよう!
ユーザー登録がまだの場合は、「Sign up」サインアップから登録ができます。
自分のページを開いたら右上にある「Upload」をクリック…
※アップロードできるファイルの種類は AIFF, WAVE, FLAC, OGG, MP2, MP3, AAC, AMR, WMA 。
そして画面が替わり、いよいよ本題の入力ページです。
「タイトル」「イメージ画像」「説明」について
1、Title
曲名を入力。日本語入力も可能。
入力欄の下Permalinkに曲のURLが表示される。「鉛筆マーク」をクリックして変更することも可能。
この「Title」以降、ここからの項目は省略可能。
2、Image
アルバムアートワーク(CDのジャケット等)をアップロードできる。
下にある「Upload image」をクリックするとファイル選択画面が出るので、アルバムアートワークのイメージファイルをアップロード。
アップロード可能なファイルの種類は jpeg, GIF, png,TIFF。
イメージファイルサイズは最大2Mまで。
3、Description
曲の説明を入力。
英語はもちろん、日本語もOKで、これはトラックプレイヤーからも直接見ることができます。
自分のブログなどのURLの表記も可能。
詳しく説明すると検索にヒットするチャンスが増えます。
「曲のタイプ」「ジャンル」「タグ」「他販売サイトへの誘導」「曲のライセンス」について
1、Type
曲のタイプを選択します。オリジナルとか。
2、Genre
曲のジャンルを記入します。J-POPやロックとか。
※上記TypeとGenreでExploreのカテゴリが決まる。
3、Tags
SoundCloud内で有効なタグを設定できる。
※日本語タグは対応不可。SoundCloud内の日本語検索の対応策としては「Description」にコメントやワード、アーティスト名、作詞・作曲・編曲者名等を日本語で。
4、Selected License
自分でライセンスを所有する場合はこのままでOK。設定を変えたい場合は「Change Licence」をクリックし、Creative Commonsを選んだ上で任意のライセンス状態に設定します。
5、Show more options
ただファイルをアップロードするだけであればここは省略してもOK。
リリース情報、ビデオ、メタデータなど、更にオプションを設定する場合はここから。
Record label:レーベル
Release date:リリースした日
Release/catalogue number:品番
ISRC:リリースの時にレーベル等から支給されるコード
BPM:曲のテンポ
KEY:曲の調
Buy link:ダウンロード販売をしている場合、そのサイトでの曲のURLを貼り付けて誘導することが可能。URLはひとつのみ。
Video link:Youtube、デイリーモーション等のURLも貼ることができて誘導することが可能。
5、Selected License
「Change License」をクリックすると曲のライセンスを変えることができる。
著作権を持つ場合は、デフォルトの「All Rights Reserved」のままでOK。
「Creative Commons」を選択した場合、著作権は効力のある状態で
曲の再利用(リミックス等)や、他ブログでの使用を認めるかたちになる。
「公開設定」について
1、Settings
曲の公開方法を設定します。
Public
インターネット上で公開。
・Soundcloudでの検索にもヒットする。
・リンクを知ってる人はだれでも曲を聞くことができる。
・ブログパーツや埋め込みでの利用も可能。
Private
インターネット上で非公開。
・Soundcloudでの検索にヒットしない。
・限定で公開が可能。メール、リスト、フォロアーにて設定。
・ブログパーツや埋め込みでの利用可能。
次の「Advanced Settings」では、3つの項目を設定します。
2、Downloads
Disabled(ディセーブルド)で曲のダウンロード機能が無効。
Enabled(イネーブルド)で曲のダウンロード機能が有効になり、ダウンロードボタンが表示される。
3、Widget
HTMLコードを取得して、ブログやSNS、Webサイトなどにウィジェット(ブログパーツ)として埋め込みが可能。
Disabledで無効、Enabledで有効となる。
StratusPlayerを使う場合はEnabledに設定。
4、Apps
APIを利用したサードパーティ製のアプリケーションからの利用設定。
Disabledで無効、Enabledで有効となる。
次の「Quiet Mode」はコメントとアクセススタッツについての設定。
Disable comments:スッキリした外見を保って、コメントを書けないようにしたい時はチェックを入れる。
Make comments private:コメントを非公開にして自分だけ見たい場合にはチェックを入れる。
Hide stats:プレイ回数などのアクセススタッツを隠したい場合は、チェックを入れる。
一通り設定が終わったら「Save」ボタンをクリックして終了。
まとめ
以上、SoundCloudアップロード時の入力事項についてでした。
細かい点も気にすると結構ややこしいですよね。たまにアップするときはこのメモがあるので安心です。
そして、アップロードした後は、ブログやツイッターなどで自分の曲を紹介したいですよね。
ブログ等に配置する方法は、次回「Soundcloud埋め込み方法」にて紹介したいと思います。